パソコンの入力作業や転記作業は確かに面倒ですが、それを効率化するためにプログラムを使おうとすると、それはそれでまた別の面倒なことがあります。
パソコン・パソコンのOS・ソフトウェア(Excel)の管理をしなければならず、またプログラム(Excelのマクロ)の勉強をしなければならず、それには結構な手間と時間がかかります。
Excelを使って作業時間を短縮しよう、と言ってもそのExcelを使うこと自体にかなり時間がかかるわけですので、トータルで考えるとそんなに時間が短縮できていないのではないか、とも考えられます。
ですから入力作業や転記作業がそんなに面倒だと思わない人や、これからプログラムの勉強をするのは面倒だと思う人は無理にExcelを使わなくてもいいと思います。
今から新しいことを憶えるのも億劫だし、これまでのやり方で特に不満はないからそれでいい、ということもあると思います。
私がExcelを使って仕事の効率化を図ろうとするのは、そこで得た知識や経験が他でも役に立つような気がする、ということもありますが、何か仕組みを作ってそれが思い通りに動くことが楽しいからだと思います。思い通りの結果が得られないときに、その理由を考えて解決に至ったときはとても嬉しいですし、考えているときもとても楽しいです。
Excelを勉強するのも面倒なのですが、面倒でも楽しいからやっている、好きだからやっている、という面があるのは確かだと思います。