「Excelを使った作業時間の短縮」では、会計ソフトへのCSV入力について書いていますが、税務システムにもCSV入力を行うことができます。
例えば、私は税務システムはJDL製のものを使用していますが、年末調整システムに給与のデータを入力する際にCSV入力をしています。
年末調整のときに1年分の給与のデータを入力するのですが、その他にも法人の確定申告書を作成する際に「事業概況説明書」に年末調整システムのデータを連動させます。法人の決算を行っている時に年末調整システムへのデータ入力に時間を割くのはもったいないのですが、CSV入力を使うと短時間で入力ができますので助かります。
年末調整システムの入力作業が面倒だったため、税理士法人に勤務していた当時はExcelで作成していた顧問先の従業員の給与データを紙に印刷して、それをパートタイマーの方に渡して入力してもらっていました。今考えると何と無駄なことをしていたのだろうと思います。
また、地方税である償却資産税の電子申告を行う場合、PCdeskで償却資産の明細を1件ずつ入力していたのですが、入力画面が使いづらいため次回からはCSV入力を使ってみようと思っています。
