業務メニューにもあるとおり、記帳代行の仕事をやっています。
記帳代行をやっていて良かったこと
記帳代行をやっていて良かったことは、会計ソフトへの取込み用データを作成する方法(プログラミング)を学ぶことができたことです。
記帳を行う場合、通常は資料を1か月分まとめて送っていただいて入力作業を行うことになります。
CSVファイル(レジの売上データ、クレジットカードの支払明細、預金の入出金データなど)や、送られてきた資料を元に自分で作成したExcelのファイルから、会計ソフトに取り込むためのCSVファイルを作成します。
プログラミング言語としてはExcelのマクロ(VBA)またはPythonを使用しています。
「この形式のinputファイルからこの形式のoutputファイルを作成する」という課題がはっきりしているので、プログラミングの良い練習になりました。
記帳代行を行う上でお願いしたいこと
資料は定期的に、不足なく送っていただきたい
1か月分の資料をまとめて送っていただいてそれを一気に処理するのが一番効率的です。
資料に不足があるとその資料が到着するまで待たないといけないのですが、そうすると「何をどこまでやってあって何がやってないのか」ということを管理しておかなければならなくなります。
それが結構なストレスになります。届かない資料を待ち続けるのもストレスです。
会計ソフトを導入していただきたい
記帳代行を税理士に依頼した場合、記帳代行の結果としての帳簿の内容を確認しないと事業の状況が把握できなくなってしまいます。
税理士から「今のところ利益は〇〇○円です」と言われてもどういった経緯でそうなるのか全くわからないと思いますし、利益の額が自分の実感との間に乖離があったとしてもその原因がわからないと思います。
ですから記帳代行を依頼する場合には、ぜひとも同じ会計ソフトの内容を見ることができる環境を用意していただきたいと思います。税理士がちゃんと入力しているのかどうか、確認もする必要があると思います。
また、税理士の側から帳簿の内容について確認したいことがあっても(例えば経費の内容の詳細など)その確認したい内容がメールや電話では伝わりにくく、会計ソフトの画面を見て説明すればわかりやすいため、そういった意味でも同じ会計ソフトの同じ画面を見ることができる、ということは必要だと思います。