協会けんぽ 令和6年度保険料額表(令和6年3月分から)

令和6年度保険料額表(令和6年3月分から)が出ていたのでExcelのファイル(r6ippan3.xlsx)をダウンロードしました。

社会保険に加入している顧問先について、給与・賞与からの控除額と会社の負担額を計算するExcelのファイルを作成していますので、このデータを元に2024年の3月分以降分の金額を更新し、3月分(4月支給分)からの控除額について連絡しました。

社会保険料の控除額を間違うと帳簿(会計ソフト)で金額の修正をしないといけなくなりますので前もってお伝えするようにしています。

この保険料額表の一番下を見ると、「子ども・子育て拠出金」についての説明があります。

○子ども・子育て拠出金

事業主の方は、児童手当の支給に要する費用等の一部として、子ども・子育て拠出金を負担いただくことになります。(被保険者の負担はありません。)この子ども・子育て拠出金の額は、被保険者個々の厚生年金保険の標準報酬月額および標準賞与額に、拠出金率(0.36%)を乗じて得た額の総額となります。

従業員の標準報酬月額や標準賞与額に0.36%を掛けた金額を事業主が納める仕組みです。

調べてみると、1972年に創設された「児童手当拠出金」の名称が2015年に「子ども・子育て拠出金」に変更になったもののようです。

今話題になっている「子ども・子育て支援金」は、「公的医療保険料に上乗せして徴収する」ということですし、この「子ども・子育て拠出金」とは全然別のものなのでしょう。

社会保険料の納付額、給与からの控除額、会社の負担額を計算するExcelのファイルを作成し、こちらに掲載しました。

社会保険料を計算するExcel

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