弥生会計のデータをJDLIBEX出納帳のデータに変換するExcelのマクロと関数

会計ソフトは、JDLの「JDLIBEX出納帳」と「弥生会計」を使用しています。

一方、税務申告を行うためのソフトはJDLのものを使用しています。

「弥生会計」のデータを「JDLIBEX出納帳」のデータに変換した方がその後の税務申告の処理がやりやすいので、変換するためのExcelの仕組み(マクロと関数の組み合わせ)を作成しました。

Excelのファイル → yayoi_henkan

弥生会計のサンプルデータ → export_yayoi(弥生会計からエクスポートしたデータ)

データの変換自体は、「inputdata」ワークシートで、主にExcelのvlookup関数を使用して行っており、変換元データの読み取りからJDLIBEX出納帳への入力用のデータの作成までの流れをマクロで作成しています。

事前の準備

  1. 「kamoku」ワークシートで、弥生で使用する科目名と、 JDLで使用する科目コードとの対応表を作成します。(手作業で作成)
  2. 「hojyo」ワークシートで、弥生で使用する補助科目名と、 JDLで使用する補助科目コードとの対応表を作成します。まず弥生会計の「補助科目一覧表」をエクスポートして「hojyo」ワークシートにコピーしておき、マクロ「jyunbi1」を実行すると、L列とM列に対応表が作成されます。
  3. JDLIBEX出納帳で新しい会社データを作成し、上記で作成した補助科目コードの対応表に従って補助科目を作成します。
  4. 「zeikubun」ワークシートに、弥生会計とJDLIBEX出納帳の消費税区分の対応表を作成します。
  5. JDLIBEX出納帳で、資産科目・負債科目等の期首残高を入力します。

マクロの実行

最初に、「弥生会計」の仕訳データをエクスポートして、「export.csv」という名前で「yayoi_henkan」ファイルと同じフォルダ内に置きます。

「yayoi_henkan」ファイルには以下のマクロが含まれていますので、これを順番に実行します。

  • csv_open 「export.csv」を開いて「export」ワークシートにコピーします。
  • chikan 「export」ワークシートのD列の日付データは「H.30/01/05」という形式になっているので、「.」を削除します。これにより、日付データをExcelで利用することが容易になります。また、摘要欄に「,」が入っている場合にはこれを削除します。
  • rows_copy データの変換自体は「inputdata」ワークシートで行っているのですが、Excelの計算式を必要な行数分だけ(「export」ワークシートのデータの数だけ)コピーします。
  • shikibetsu 変換後の「inputdata」ワークシートのデータのうち、JDLIBEX出納帳で振替伝票を作成しなければならないデータを検索し、該当するデータがあればA列の「//識別フラグ」に「1111」を設定します。
  • csv_kakidashi JDLIBEX出納帳のCSV入力用のデータを「input.csv」という名前で書き出します。

「ikkatsu」というマクロを実行すれば、上記の5つのマクロが順番に実行されます。

JDLIBEX出納帳のCSV入力

JDLIBEX出納帳のCSV入力メニューで、「input.csv」を取り込みます。

この際に、取り込む前のJDLIBEX出納帳の状態を、JDLIBEX出納帳の「退避・復元・削除」メニューを使って退避しておいた方が良いです。データの取り込みに問題があった場合に、データが全く入力されていない状態(科目設定や期首残高が入力されていて、当期のデータが空である状態)にすぐに戻すことができるからです。

補足

弥生会計の振替伝票で、

(給与)  98,000  (現金) 100,000 

(預り金) 2,000

といった形式の仕訳があった場合には対応できません。

(給与) 98,000  (現金)  98,000

(給与)  2,000   (預り金) 2,000

という形式の仕訳にしておく必要があります。

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